インクジェット用普通紙とは、インクジェットプリンターで使用することを想定して作られた一般的な白い紙のことです。
主に以下の特徴があります。
1.インクの吸収性がある。
・インクジェットプリンターは液体インクを噴射して印刷するため、インクがにじみにくいように紙の表面に適度な吸収性があります。
2.表面は普通紙と似ている
・コピー用紙に近い質感で、特に光沢はなく、さらっとした手触りです。
3.コストが安い
・高品質な写真印刷用の「光沢紙」や「専用紙」と比べると価格が安く、日常的な文書印刷に適しています。
4.用途
・書類・レポート・資料の印刷
・モノクロ、カラーのテキスト印刷
・簡易的な図やグラフの印刷
【注意点】
・写真印刷には向かない
・写真を印刷すると、インクが紙にしみこみすぎて発色が悪くなり、にじむことがあります。
・レーザープリンターには使えない場合がある。
・インクジェット専用の加工がされているため、レーザープリンターで使用すると紙が変形したり、うまく印刷できなかったりすることがあります。
【製品特徴】
高い白色度を誇る普通紙の大判ロールです。(ISO白度 102%-105%)
アシッドフリーで黄変や虚弱化の原因となる酸性物質が除去されており、文書や資料の長期的な保存に向いています。
染料、顔料インクジェットプリンター、レーザープリンターに対応しています。
【製品仕様】
基材:紙
厚み:100μ
坪量:80g/平米
紙管:2インチ
対応:水性染料・顔料インク、レーザープリンター
【用途】
普通紙の用途は多岐にわたりますが、主に以下のような用途で使用されます。
1,文書印刷・筆記用
・コピー用紙:プリンターやコピー機での印刷用
・ノート・ルーズリーフ:筆記や学習用
・手書きメモ・メモ帳:アイデアや連絡事項の記録用
2,事務・ビジネス用途
・報告書・会議資料:企業や学校などでの印刷物
・請求書・契約書:ビジネス文書の作成
・ファックス用紙:通信用途
3,家庭用
・家庭用プリンターでの印刷:写真や文書の印刷
・子どものお絵描き・学習:自由に描いたり書いたりするため
・手作りポスター・チラシ:イベントや告知の作成
4,学校・教育用途
・テスト・プリント:授業や試験用
・掲示物・学級通信:学校内での情報共有
・工作・折り紙:図画工作の素材
5,その他の用途
・包装紙の代用:簡易的なラッピング
・型紙・試作品作り:裁縫やDIYでの型取り
・スケッチ・デザイン:簡単な図案やデザイン作成
普通紙はコストが低く、扱いやすいため、日常生活やビジネス、教育のさまざまな場面で広く使われています。
水性インクジェットメディアについて
水性インクジェットとは、年賀状印刷や、デジタルカメラで撮影した写真をプリントアウトする用途など家庭やオフィスで使用したり、店内や短期のイベントなどでポスターで使用したりとインクジェットでは最もポピュラーなタイプのインクジェットです。出力表現が滑らかで美しい反面、インクの媒体が水のため屋外や長期の使用に不向きです。
また、インクの溶媒が水になりますので、印刷するためには水を吸収することができるインク受容層のあるメディア(用紙)が必要になります。ハイクオリティーな画像性を求められる屋内サイン、展示会ポスター、POP、タペストリー、短期屋外サイン等に適しています。メディアはロール紙と呼ばれることもあり、その名の通り紙系のメディアを中心に艶のないタイプのコート紙、光沢のある紙、印画紙ベースの写真用紙、また、紙よりも耐久性や耐水性を増した合成紙(紙といいう呼ばれ方をしていますが、正確にはポリプロピレン等の素材を薄くのばしたフィルムです)などさまざまな種類があります。
学会ポスターなどに使われる布(クロス)や不織布、電飾看板に使われるバックライトフィルムなど、紙以外にもさまざまなインクジェットメディアがあります。
マメ知識
A判 | B判 | ||
---|---|---|---|
表 記 | サイズ(単位:mm) | 表 記 | サイズ(単位:mm) |
A0 | 841×1,189 | B0 | 1,030×1,456 |
A1 | 594×841 | B1 | 728×1,030 |
A2 | 420×594 | B2 | 515×728 |
A3 | 297×420 | B3 | 364×515 |
A4 | 210×297 | B4 | 257×364 |
A5 | 148×210 | B5 | 182×257 |
A6 | 105×148 | B6 | 128×182 |
A7 | 74×105 | B7 | 91×128 |
A8 | 52×74 | B8 | 61×91 |
水性染料インクと水性顔料インクの違い
- 水性
染料インク - 溶媒である水分と染料は紙繊維に同時に浸透していきます。水性染料インクのメリットとしては、プリントヘッドの目詰まりをあまり起こさない、インクコストが安いなどです。デメリットとしては画像濃度が低い、にじみやすい、耐水性・耐光性が悪いなどです。しかし,インクジェット用写真用紙(印画紙ベースのレジンコート紙)を使った場合はこのデメリットは解決されます。
- 水性
顔料インク - 溶媒である水分は紙に浸透しますがインクの顔料粒子のほとんどは紙に浸透せず用紙表面に残って固体化します。水性顔料インクのメリットとしては、画像濃度が高い、にじみにくい、耐水性、耐光性が水性染料インクに比べて良いことなどである。デメリットとしては、プリンタヘッドが目詰まりしやすい、インクコストが高い、耐擦性が悪いことなどが挙げられます。水性インクでは顔料インクの使用のほうが主流です。
お取り扱いに際して
- 【取り扱い】
- ・本製品は一般的な室温環境下(温度15~25℃、湿度40~60%)で使用してください。
- ・用紙を濡らしたり、折り曲げたり、印刷面を傷つけないでください。
- ・用紙の印刷面には触れないでください。
- 手に付いた水分や油が印刷品質に影響します。
- ・ロール紙は外巻き(印刷面が外側)になっておりますので、取扱のときは綿製の手袋を着用することをお勧めします。
- 【印刷時】
- ・プリンタの取扱説明書に従い、印刷してください。
- ・ロール紙の自動カットは行わないでください。
- ・用紙の終端(用紙の紙管への巻き始め)付近では紙管から用紙がはがれるとき用紙送りが乱れ印刷画像に筋が入る場合があります。
- このために用紙は長めに巻かれていますので、終端付近の使用は避けてください。
- 【保管時】
- ・高温、多湿、直射日光を避けて保管してください。
- ・印刷した用紙を保管する場合は、色合いを保つために、高温、多湿、直射日光を避けて暗所に保管してください。
商品説明
インクジェット用普通紙とは、インクジェットプリンターで使用することを想定して作られた一般的な白い紙のことです。 主に以下の特徴があります。 1.インクの吸収性がある。 ・インクジェットプリンターは液体インクを噴射して印刷するため、インクがにじみにくいように紙の表面に適度な吸収性があります。 2.表面は普通紙と似ている ・コピー用紙に近い質感で、特に光沢はなく、さらっとした手触りです。 3.コストが安い ・高品質な写真印刷用の「光沢紙」や「専用紙」と比べると価格が安く、日常的な文書印刷に適しています。 4.用途 ・書類・レポート・資料の印刷 ・モノクロ、カラーのテキスト印刷 ・簡易的な図やグラフの印刷 【注意点】 ・写真印刷には向かない ・写真を印刷すると、インクが紙にしみこみすぎて発色が悪くなり、にじむことがあります。 ・レーザープリンターには使えない場合がある。 ・インクジェット専用の加工がされているため、レーザープリンターで使用すると紙が変形したり、うまく印刷できなかったりすることがあります。
商品仕様
製品名: | 普通紙 610mm(A1ノビ)×50M 厚み:100μ / 紙管2インチ (対応:水性染料・顔料インク / レーザープリンター) |
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メーカー: | 株式会社真善美 |