【一般自動車・バス・トラック推奨のラッピングメディアです】
従来製品と比較して施工スピードが改善し、施工後の浮きのリスクが減少している、3Mプリントラップフィルム IJ280と3Mスコッチカルオーバーラミネートフィルム 8428Gは、生産性と信頼性を大きく向上させる製品です。



1,ラッピングフィルムの新たなスタンダード。
今までにない技術を駆使したラッピングソリューションである、3MプリントラップフィルムIJ280と3Mスコッチカルオーバーラミネートフィルム 8428Gの組み合わせ。
この革新的なインクジェット印刷用メディアは、これまでにない曲面追従性と施工後の浮きのリスクを減少させる特徴を備えており、希望の位置に正確に施工できます。
IJ280の使用で、素早く、最高の仕上がりが得られます。
その優れた曲面追従性により、従来より少ない加熱で施工できます。



2,ラッピングをより迅速に。
このラッピングフィルムが従来製品より素早く施工できるのはなぜでしょうか。
それは、あらゆる製品特徴を最適化したからです。
3Mプリントラップフィルム IJ280は、優れた曲面追従性と最先端のエア抜き構造により、素早い施工と、精巧な仕上がりが得られるように設計されています。



3,施工後の浮きのリスクが少ないため手直しも減り、スピーディ。
しっかり接着し、自信をもって施工できる設計です。3Mプリントラップフィルム IJ280では、深い凹みや複雑なカーブに押し込んでも、施工後の浮きを気にすることなく作業ができます。



4,高い曲面追従性で自由自在に。
ヒートガンの使用が減り、施工がより迅速に完了します。
優れた曲面追従性により、奥まったコーナーや複雑なカーブにも容易に貼り付けることができます。



5,優れたエア抜け性
新粘着剤を搭載し、エア抜き機能の最大化とスムーズな仕上がりのために設計されたこのラッピングフィルムで、素早い施工と印象的な外観を実現できます。



6,適度な接着力で、最小限の労力。
世界中の施工者の声をもとに、強すぎず弱すぎない接着力で設計されたラッピングフィルムです。
この理想的な接着力により、手直しの心配をせずに、施工を迅速かつ容易に行うことができます。



7,素早いリカバリー
初期タック、スライダビリティを最適化した新しい独自の粘着剤を採用した3Mプリントラップフィルム IJ280は、施工者がより良い結果を得られるよう設計されています。
仮に途中で失敗しても心配はいりません。




【製品特徴】
・柔軟性を有するフィルムであり、2次曲面、3次曲面等の多様な貼り付け面に対応します。
・粘着剤は、貼付時に位置合わせ可能な粘着剤を有する再剥離タイプで、剥離時に基材に残留しにくいタイプです。（ただしすべての貼り付け基材、環境条件について再剥離性を示すものではありません。）
・対応するプリンタで印刷することにより、高画質のグラフィック作成が可能です。
・高い下地隠蔽性を有します。
・貼り付け時の巻き込みエアを逃がす特殊構造の3Mコンプライ粘着剤を有しているため、貼り付け作業性が格段に向上します。


【製品仕様】
・規格：1350mm×50m
・紙管：3インチ紙管
・材質：ポリ塩化ビニル
・フィルム色：白色
・表面：光沢
・90μ（粘着剤含む）
・粘着剤：再剥離コンプライタイプ
・耐候期間：
約6年（オーバーラミネートフィルム IJ4114/IJ4115）
約5年（オーバーラミネートフィルム IJ4116N/IJ4117N）
約5年（オーバーラミネートフィルム 8428G）

・対応インク：溶剤インク対応

製品情報に関して

下記よりダウンロードが可能です。

3M プリントラップフィルム IJ280（グロス） 製品説明書	PDFダウンロードはこちら
3M スコッチカル　オーバーラミネートフィルム 8428G 製品説明書	PDFダウンロードはこちら
3M プリントラップフィルム IJ280 施工比較 Vol.1	PDFダウンロードはこちら

PDFファイルを見るのはAdobe Reader（無料）が必要です。

溶剤インクジェットプリンター用のメディアは最もよく使われるものです。
板に貼って屋内外看板として使うほか、ステッカー製作、観光地にある等身大パネルにも使われたりします。
塩ビの種類はさまざまありますが、製造の方法の違いで
大きく「キャスト塩ビ」、「カレンダー塩ビ」の2つに分けることができます。

もともとは硬い塩ビに多量の可塑剤に入れて、溶かして液状にします。これを熱風乾燥で可塑剤を揮発させて最後に残るフィルム状のものが、いわゆるキャスト塩ビです。施工後に収縮が少ないのが大きなメリットで、非常に柔らかいため曲面への追従性も良いので、車の車体へのラッピングによく使われます。しかし、生産コストがかかるため、材料が高価になりがちなデメリットもあります。

もともとは硬い塩ビに可塑剤をかけ、柔らかくなったものを棒状のローラーで圧力をかけながら薄く引き延ばして製膜する方法です。低コストで生産でき、材料の値段がキャスト製法に比べると安価になるメリットがありますが、塩ビを薄く伸ばして生成するため、あとで収縮するデメリットもあります。

ご使用上の注意

• ・メディアの表面には、直接触れないようにご注意ください。汚れや油脂、水分などが付着するとインク定着不良の原因になり、印字品質に悪影響を及ぼすおそれがあります。
• ・印刷環境（プリンター、インク、出力条件）の違いによって印刷結果が異なります。あらかじめテスト印刷を行って発色や乾燥性をご確認頂いたうえでご使用ください。
• ・印刷後、充分に乾燥時間を取ってからラミネート加工を行ってください。乾燥が不十分な場合はラミネートフィルムへの悪影響、メディアの剥がれや収縮（カール）など、さまざまな不具合の原因になります。
• ・メディアは立てて保管するか、横にする場合は表面が直接床などに触れないようにご注意ください。
  また、直射日光は避け、常温で保管のうえ、開封後はできるだけお早めにご使用ください。
• ・廃棄する場合は、産業廃棄物として処理してください。
• ・万一、材料に起因する明らかな不具合が生じた場合は、然るべき対応をとらせて頂きますが、出力製品に関わる費用や施工加工費におきましてはあらゆる責任を負いかねます。あらかじめご了承ください。

施工上の注意

• ・既存看板の上に重ね貼りをしないでください。塩ビフィルムの上に貼ると本来のメディアの性能が発揮できませんので、
  必ず古いシートを剥がしてから施工してください。
• ・アルミ複合板などをつなぎ合せた大型看板の上に塩ビシートを施工する場合は、
  アルミ複合板のつなぎ目でシートをカットするか、1枚ごとに巻込んで施工してください。トンネルや剥離、
  ひび割れの原因になります。
• ・水貼りをした際は、水分を充分に除去してください。水分及び気体が経時とともに膨張し、膨れが発生する原因になります。
• ・メディアの糊残りは、下地材や使用環境、期間により異なります。
• ・被着体によっては充分な接着力が得られない場合や、膨れや剥がれが発生する場合があります。必ず事前にご確認下さい。

※注意すべき被着体
ポリプロピレン、ポリエチレン、アクリル、ポリカーボネード、フッ素系塗装、シリコン系塗装、粗面素材、
テント地、プラスチック形成物　など