薄手マットコート紙とは、薄い紙厚(113gsm程度)で、表面にマット系のコーティングが施された用紙のことです。
【特徴】
1,マットな仕上がり
・光沢を抑えた落ち着いた質感
・文字が読みやすく、目に優しい
2,適度なインクの吸収性
・発色が良く、写真やイラストも鮮明に印刷可能
・ただし、光沢紙ほどの鮮やかさやコントラストは出にくい
3,薄くて軽量
・コート紙の中では軽いので、大量印刷や郵送に向いている
・折りやすく、加工しやすい
【用途】
・パンフレット・リーフレット(配布用の薄めのもの)
・雑誌・カタログの本文ページ
・チラシ(上質な仕上がりが求められる場合)
・ポスター(光の反射を抑えたい場合)
・書籍の表紙やページ(適度なコシがあり、高級感がある)
光沢紙ほどツルツルしていないため、高級感がありながらも落ち着いた印象を与えられるのが特徴です。
【注意点】
・レーザープリンターには使えない場合がある。
・インクジェット専用の加工がされているため、レーザープリンターで使用すると紙が変形したり、うまく印刷できなかったりすることがあります。
【製品仕様】
基材:コート紙
厚み:130μ
坪量:113g/平米
紙管:2インチ
対応:水性染料・顔料インク
【用途】
薄手マットコート紙の用途は、光沢を抑えつつ発色が良い特性を活かした印刷物に適しています。主な用途は以下の通りです。
1,商業印刷・広告
・チラシ・フライヤー(上質感のある仕上がりが必要な場合)
・パンフレット・リーフレット(手軽に配布できる軽量なもの)
・ポスター(光の反射を抑え、視認性を高める)
・ダイレクトメール(DM)(郵送時のコストを抑えつつ高品質な印刷)
2,出版・印刷物
・雑誌やカタログの本文ページ(発色が良く、読みやすい仕上がり)
・書籍の表紙や中ページ(高級感のある仕上がり)
・報告書・プレゼン資料(視認性が高く、落ち着いた印象を与える)
3,パッケージ・商品関連
・商品説明書・取扱説明書(写真や図表をきれいに印刷できる)
・タグ・ラベル(発色が良く、高級感を演出)
・包装紙(簡易的なもの)(適度なコシがあり、扱いやすい)
4,学校・教育・文化関連
・学会資料・レポート(見やすく、読みやすい印刷物)
・ポートフォリオ(デザインや写真をきれいに見せる)
・展示会やイベントの配布資料(光沢が少なく、上品な仕上がり)
※ 特徴を活かした用途
・光の反射を抑えつつ発色が良い → 美しい写真やグラフィックの印刷に最適
・薄くて軽い → 郵送コストを抑えたいダイレクトメールやチラシに向いている
・高級感がある → プレミアムなカタログや冊子に適している
薄手マットコート紙は、「発色の良さ」と「落ち着いた質感」を両立できるため、幅広い印刷用途に活用されています。
水性インクジェットメディアについて
水性インクジェットとは、年賀状印刷や、デジタルカメラで撮影した写真をプリントアウトする用途など家庭やオフィスで使用したり、店内や短期のイベントなどでポスターで使用したりとインクジェットでは最もポピュラーなタイプのインクジェットです。出力表現が滑らかで美しい反面、インクの媒体が水のため屋外や長期の使用に不向きです。
また、インクの溶媒が水になりますので、印刷するためには水を吸収することができるインク受容層のあるメディア(用紙)が必要になります。ハイクオリティーな画像性を求められる屋内サイン、展示会ポスター、POP、タペストリー、短期屋外サイン等に適しています。メディアはロール紙と呼ばれることもあり、その名の通り紙系のメディアを中心に艶のないタイプのコート紙、光沢のある紙、印画紙ベースの写真用紙、また、紙よりも耐久性や耐水性を増した合成紙(紙といいう呼ばれ方をしていますが、正確にはポリプロピレン等の素材を薄くのばしたフィルムです)などさまざまな種類があります。
学会ポスターなどに使われる布(クロス)や不織布、電飾看板に使われるバックライトフィルムなど、紙以外にもさまざまなインクジェットメディアがあります。

マメ知識
A判 | B判 | ||
---|---|---|---|
表 記 | サイズ(単位:mm) | 表 記 | サイズ(単位:mm) |
A0 | 841×1,189 | B0 | 1,030×1,456 |
A1 | 594×841 | B1 | 728×1,030 |
A2 | 420×594 | B2 | 515×728 |
A3 | 297×420 | B3 | 364×515 |
A4 | 210×297 | B4 | 257×364 |
A5 | 148×210 | B5 | 182×257 |
A6 | 105×148 | B6 | 128×182 |
A7 | 74×105 | B7 | 91×128 |
A8 | 52×74 | B8 | 61×91 |
水性染料インクと水性顔料インクの違い
- 水性
染料インク - 溶媒である水分と染料は紙繊維に同時に浸透していきます。水性染料インクのメリットとしては、プリントヘッドの目詰まりをあまり起こさない、インクコストが安いなどです。デメリットとしては画像濃度が低い、にじみやすい、耐水性・耐光性が悪いなどです。しかし,インクジェット用写真用紙(印画紙ベースのレジンコート紙)を使った場合はこのデメリットは解決されます。
- 水性
顔料インク - 溶媒である水分は紙に浸透しますがインクの顔料粒子のほとんどは紙に浸透せず用紙表面に残って固体化します。水性顔料インクのメリットとしては、画像濃度が高い、にじみにくい、耐水性、耐光性が水性染料インクに比べて良いことなどである。デメリットとしては、プリンタヘッドが目詰まりしやすい、インクコストが高い、耐擦性が悪いことなどが挙げられます。水性インクでは顔料インクの使用のほうが主流です。
お取り扱いに際して
- 【取り扱い】
- ・本製品は一般的な室温環境下(温度15~25℃、湿度40~60%)で使用してください。
- ・用紙を濡らしたり、折り曲げたり、印刷面を傷つけないでください。
- ・用紙の印刷面には触れないでください。
- 手に付いた水分や油が印刷品質に影響します。
- ・ロール紙は外巻き(印刷面が外側)になっておりますので、取扱のときは綿製の手袋を着用することをお勧めします。
- 【印刷時】
- ・プリンタの取扱説明書に従い、印刷してください。
- ・ロール紙の自動カットは行わないでください。
- ・用紙の終端(用紙の紙管への巻き始め)付近では紙管から用紙がはがれるとき用紙送りが乱れ印刷画像に筋が入る場合があります。
- このために用紙は長めに巻かれていますので、終端付近の使用は避けてください。
- 【保管時】
- ・高温、多湿、直射日光を避けて保管してください。
- ・印刷した用紙を保管する場合は、色合いを保つために、高温、多湿、直射日光を避けて暗所に保管してください。
商品詳細はこちらの動画にてご確認ください。 ↓
■サンプルのご依頼について
こちらはテスト用のサンプルのご用意が可能です。
ご依頼に関しては順次、対応致します。
サンプルに関しては納期のご連絡や送り状No,のご連絡などは行っておりません。
何卒ご了承頂ければと思います。
■送料について
メディア1梱包につき、所定の地域別運賃が掛かります。
送料については地域別運賃表にてご確認下さい。
商品説明
薄手マットコート紙とは、薄い紙厚(113gsm程度)で、表面にマット系のコーティングが施された用紙のことです。 【特徴】 1,マットな仕上がり ・光沢を抑えた落ち着いた質感 ・文字が読みやすく、目に優しい 2,適度なインクの吸収性 ・発色が良く、写真やイラストも鮮明に印刷可能 ・ただし、光沢紙ほどの鮮やかさやコントラストは出にくい 3,薄くて軽量 ・コート紙の中では軽いので、大量印刷や郵送に向いている ・折りやすく、加工しやすい 【用途】 ・パンフレット・リーフレット(配布用の薄めのもの) ・雑誌・カタログの本文ページ ・チラシ(上質な仕上がりが求められる場合) ・ポスター(光の反射を抑えたい場合) ・書籍の表紙やページ(適度なコシがあり、高級感がある) 光沢紙ほどツルツルしていないため、高級感がありながらも落ち着いた印象を与えられるのが特徴です。 【注意点】 ・レーザープリンターには使えない場合がある。 ・インクジェット専用の加工がされているため、レーザープリンターで使用すると紙が変形したり、うまく印刷できなかったりすることがあります。 【製品仕様】 基材:コート紙 厚み:130μ 坪量:113g/平米 紙管:2インチ 対応:水性染料・顔料インク
商品仕様
製品名: | 薄手マットコート紙 1067mm(42インチ)×45M 厚み:130μ / 紙管2インチ (対応:水性染料・顔料インクジェットプリンター) |
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メーカー: | 株式会社真善美 |
商品カテゴリ
- ■今日
- ■定休日
営業時間
ご注文受付:24時間受付中
お問合対応
平日(月〜金)9:00〜18:00
※店休日にお受けしたお問い合わせは、翌営業日以降にご回答致します。
店長日記
こんにちは!インクジェットメディアと看板資材の通販サイト
【メディねっと】の平原と申します。当ショップの強みは、大手メーカー様と共同開発をしたオリジナル商品他、良い商品をお安くご提供していることです。また、価格以外にも商品の使い方、施工の際に必要な情報も当ショップで入手することができ、材料のコスト削減以外にも当ショップがお客様のお役に立てること請け合いです!
また、ノークレームノーリターンにはなりますが、各メーカー様による処分品、訳アリ商品を定期的に掲載をしておりますので、こちらもご活用頂ければと思います。ご不明な点がございましたら、お電話やメールでお問い合わせ頂ければ親切に対応させて頂きます。お気軽にお問い合わせください。
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